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個性ある地酒とワインの店 山内屋はJR・京成日暮里駅西口にある地酒とワインの専門店です

  個性ある地酒とワイン 山内屋

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〒116-0013 東京都荒川区西日暮里3-2-3

平成30年6月のおすすめワイン sancerre rouge ,loire France

    
    SANCERRE ROUGE 2012 Eric Louis
    サンセール ルージュ 2012 エリックルイ

      
  

       なかなかお目にかかることの無いサンセールの赤、
       2012年ヴィンテージの飲み頃の物をご紹介します。

       サンセールの白はフランスの白ワインの中で最も有名な物のひとつで
       ソーヴィニヨンブラン100%で造られますが、今回ご紹介するのは
       ピノノワール100%の赤ワインです。。

       白は日本にも多くの種類が輸入されていますが、赤は全体の20%以下
       しか造られていない珍しいワインです。

       サンセールの特徴はその畑の土壌の多様性です。
       石灰岩、粘土石灰質、牡蠣殻石灰質(キメリッジィアン)、
       火打石(シレックス)など15種類の土壌がモザイクのように複雑に
       組み合わさっているため、同じソーヴィニヨンブラン、ピノノワールでも
       畑ごとに驚くほど個性が異なります。

       冬にブドウの葉が落ちたサンセールの畑を遠くから見ると
       真っ白な石灰の丘陵が延々と続いているのが分かります。
       それは、同じく石灰質土壌のシャンパーニュ地方の風景にも似ている
       と言われます。

       ピノノワールも丘陵の石灰質の強い畑で造られるものは鮮やかな色合いと
       フレッシュないちごの様な果実味としっかりとした酸味が特徴的ですし、
       ロワール川に近い粘土を含む地域のものはしっかりとボディがあり、
       深い色合い、ブラックチェリーのような良く熟した果実味が豊かな
       異なるタイプになります。

       今回ご紹介するエリックルイはサンセールを本拠地とする若手ロワール
       ワイン生産者のホープです。
       粘土石灰質の土壌のピノノワールから造られるサンセールの赤、
       ぶどう本来の果実味と土壌由来のミネラルの馴染んだ飲み頃の
       味わいを是非お楽しみください!

       

    
     


   SANCERRE ROUGE 2012 ERIC LOUIS
   
サンセール ルージュ 2012 エリックルイ
                            750ml 
¥3,200(税抜) 
                            
       


ぶどう品種 : ピノノワール  100%

 実はこのワイン、入荷したての頃は固く閉じていて
 グラスに注いでも全く果物のニュアンスが無く、
 土壌由来の香ばしさ、ミネラル感、渋みが強くて
 バランスが悪くあまりお勧めできなかったので、
 当店の地下でしばらく寝かせておいたワインなのです。

 入荷から3年程経った今、やっとピノノワールらしい
 赤いフルーツのコンポートやジャムの甘いニュアンス、
 熟成感が出てきました。

 ブルゴーニュの特にコートドニュイのワインのような
 鉄分、血っぽさのあるリッチな味わいは、この価格帯の
 ピノノワールでは味わえません!

 とても良い状態のおすすめサンセール赤です。
 是非お試し頂きたいワインです。

 

 

         


初めてサンセールの赤を飲んだのは、学生時代にホームステイした
フランスの家庭でした。そこでは夕食の時に必ず赤ワイン1本を
開け、皆で楽しんでいました。サンテミリオン衛星地区や
メドック、ブライエなど日本では珍しい地元のワインが
多く毎晩楽しく飲ませてもらいました。

ある日、マダムが前菜に生牡蠣を買ってきた時がありました。
その時に開けてくれたのがサンセールの赤でした。

サンセールに赤があるのも知らなかったし、生牡蠣に赤ワインとは
全く思いもつかない組み合わせでびっくりしました。

「今日は高級ワインよ!60フラン(¥1,200)もしたんだから!」
と、誇らしげに言っていたのを今でも思い出します。

どうして生牡蠣にサンセールの赤だったのか、理由も尋ねず
何となく飲んだのですが、意外に合うんですよ!
ピノノワールは産地によって海苔や磯の香りがあるのですが、
牡蠣の塩気、磯っぽさとも良くマッチしていました。

フランスでは赤ワインの好きな人は生牡蠣でも赤を飲むのですね〜



味で選んだ地酒とワイン

 「酒はブランドではない。味である。」

  店主が味わって美味しいと感じるお酒だけを扱っています。

  日本酒、焼酎は取引蔵元数を闇雲に増やしていません。
  地酒専門店のトレンドに乗っていませんがそれで良いと考えています。

    


地下ワインセラーによる熟成

  
店主がフランス各地のワインメーカーやワイン専門店を足で回り見聞した知識を基に
  ワインの品ぞろえをしております。
  

  自然派、ナテュレルのワインかどうかは特には気にしていません。
  ぶどう栽培、ワイン醸造をしない酒販店、輸入業者が「味」以外の理由によって
  ワイン選別をするのは納得いかないからです。
  
  今のこの時代にいわゆる工業的な安酒を造るメーカー、持続的な環境保全に
  配慮しないメーカーはありません。
  徒に語るような問題ではありません。

  店舗の地下4メートルに8坪のワイン熟成用地下セラーがあります。(見学不可)
  温度は一年を通して14度〜17度に保たれています。
 

  
熟成させて魅力を発揮するワインは、若くて価格がリーズナブルなうちに仕入れ、
  地下のセラーでゆっくりと寝かせ飲み頃を待ってから販売しております。


  


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