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個性ある地酒とワインの店 山内屋はJR・京成日暮里駅西口にある地酒とワインの専門店です

  個性ある地酒とワイン 山内屋

電話でのお問い合わせはTEL.03-3821-4940

〒116-0013 東京都荒川区西日暮里3-2-3

平成27年4月 おすすめのワイン 

    
       ROYAL SEYSSEL BRUT Cuvée Privée
      ロワイヤル セイセル  キューヴェ プリヴェ

      
   
        
  

       つい5,6年ほど前まではフランスワインと言えばブルゴーニュと
      ボルドーがほとんどでしたが、最近は手頃な価格で高品質の
      地ワインが数多く日本に輸入されるようになりました。

      今回ご紹介するサヴォワ地方のワインもその一つで、日本では
      まだまだ無名ですが、調べれば調べるほど魅力的で美味しいワインの 
      宝庫だということが分かります。

      Savoie サヴォワ地方はフランスの東部、スイス国境の山岳地帯に
      位置します。リヨンから車で1時間ほどなのですが、この地方に入ると
      景色が田園風景から一変して切り立った灰色の岩山だらけの渓谷沿いを
      走ることになります。

      世界的名峰モンブランの山麓には湖沼が点在し、青い空と湖、白い雲、
      所々に広がる草原の緑、切り立った岩山の灰色のコントラストが
      独特の美しさを醸しだしています。

      サヴォワのワインを調べていて面白いなと思ったのは、コートデュローヌの
      生産地域と栽培しているブドウ品種が類似していること!

      例えばローヌを代表する赤ぶどうシラーはサヴォワのモンドゥーズだと
      言われています。
      白ぶどうのルーサンヌはそのままの名前で栽培されていますし、
      マルサンヌはサヴォワではモレットと言うそうです。

      一説によるとサヴォワ地方の方が、ローヌよりも早くギリシャや東方諸国から
      ぶどうが入ってきて、栽培されていたから元祖はサヴォワだ!
      という見解もあるそうです。

      モンブラン山系の渓谷に沿ってレマン湖を水源にローヌ川が地中海へ
      向かって流れていることを考えれば、なるほど!と納得がいきます。

      今後サヴォワのワインも美味しいものがあればご紹介していきます。
      サヴォワのワインを飲みながらアルプスの風光明媚な景色を思い浮かべ、
      ローヌワインとの味わいの特徴を比較してみる・・・。

      そんな楽しみ方も良いのではないでしょうか。


      


   ROYAL SEYSSEL BRUT Cuvée Priveé 2010
   
ロワイヤル セイセル キュヴェ プリヴェ 2010  
                            750ml ¥2,380 (税抜)                   
       

ぶどう品種 : アルテス 30 %
        モレット 70 %


  
シャンパーニュに匹敵するリッチな味わいの
  辛口スパークリングワインです。

  香ばしさ、果実味、熟成感、余韻どれも豊かで
  味わい深く満足感があります。

  ぶどうはサヴォワの地ぶどうアルテスと
  モレット。

  アルテスはルーセットとも呼ばれてるサヴォワの
  ぶどうですが、源はハンガリーで栽培されている
  フルミントだと言われています。冷涼な気候の地域で
  栽培が盛んです。

  一方モレットはローヌの主要品種マルサンヌと同じと
  言われています。南は地中海沿岸まで栽培されている
  温暖な地域を代表するぶどうです

  アルテスの華やかで引き締まったシャープな味わい、
  モレットの豊かな果実味が合わさり、瓶内で
  ゆっくりと2次発酵させて造られました。

  まさにサヴォワならではの個性あるリッチな味わいの
  スパークリングワインです。

         

      サヴォワには1998年、学生の時にリヨン在住の知人に
     車で連れて行ってもらいました。

     Aix Les Bains エクスレバンという湖沿いのリゾート地で
     サッカーワールドカップフランス大会の時に日本代表が拠点にした
     町でした。(カズが代表から外された発表があったところです。
     相当年月が経ちましたが今でも現役で活躍されていることに敬服します)

     今回ご紹介した Seysselはエクスレバンから車で20分ほどの
     小さなコミューンで生産量も少なく、輸出されるのが珍しい
     地酒です。

     フランスの銘酒のひとつです。是非お試しください。

 

味で選んだ地酒とワイン

 「酒はブランドではない。味である。」

  店主が味わって美味しいと感じるお酒だけを扱っています。

  日本酒、焼酎は取引蔵元数を闇雲に増やしていません。
  地酒専門店のトレンドに乗っていませんがそれで良いと考えています。

    


地下ワインセラーによる熟成

  
店主がフランス各地のワインメーカーやワイン専門店を足で回り見聞した知識を基に
  ワインの品ぞろえをしております。
  

  自然派、ナテュレルのワインかどうかは特には気にしていません。
  ぶどう栽培、ワイン醸造をしない酒販店、輸入業者が「味」以外の理由によって
  ワイン選別をするのは納得いかないからです。
  
  今のこの時代にいわゆる工業的な安酒を造るメーカー、持続的な環境保全に
  配慮しないメーカーはありません。
  徒に語るような問題ではありません。

  店舗の地下4メートルに8坪のワイン熟成用地下セラーがあります。(見学不可)
  温度は一年を通して14度〜17度に保たれています。
 

  
熟成させて魅力を発揮するワインは、若くて価格がリーズナブルなうちに仕入れ、
  地下のセラーでゆっくりと寝かせ飲み頃を待ってから販売しております。


  


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個性ある地酒とワイン 山内屋

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