個性ある地酒とワインの店　山内屋はJR・京成日暮里駅西口にある地酒とワインの専門店です

　　個性ある地酒とワイン　山内屋

　　　　
　　　　 　 　ヴィデヴィラ　ポレラ　2008　< プリオラート　スペイン >
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ポレラ共同生産組合
　　　　　　　 Vi de Vila PORRERA 2008 < PRIORAT Spain >
　　　　　　　　　 COOP.Agricola de PORRERA

　　　　　　 　　　安い大量生産ワインばかりだったスペインで、いち早く
　　　　　　　　高品質なワイン造りに取り組み、世界のワイン愛飲家に
　　　　　　　　一目置かれている「プリオラート」の掘り出し物！

　　　　　　　　少量生産、高価格のレアな高級ワイナリーが
　　　　　　　　軒を連ねるこの地域で小規模農家、若手農家のブドウを集め
　　　　　　　　ワインを造る共同生産組合のワインです。

　　　　　　　　Vi de Vila PORRERAとは・・・
　　　　　　　　プリオラート地区の中でも果実味上品で、繊細な渋みが特徴的な
　　　　　　　　ポレラ村のブドウだけを使っているワインの意。

　　　　　　　　Vino de Vila
　　　　　　　　年々、プリオラートとその周辺地域はブドウ耕作面積が広がっており
　　　　　　　　小さな村、ブドウ畑の区画ごとの個性を大切にするために制定された
　　　　　　　　フランスでAOC・原産地呼称制度にあたる称号です。

　　　　　　　　濃厚ガッチリ系のプリオラートも多々ありますが、
　　　　　　　　このワインはバランスよくスマートな印象です。

　　　　　　　　高価格帯のカルトワインよりも引き締まった味わい、渋みも
　　　　　　　　適度に効いていて、ついついグラスが進む良酒です。

　　　　　　　　フランスのワインよりも酸味が柔らかく、渋みもしっかりしていますが
　　　　　　　　繊細で上品な後味の印象です。

　　　　　　　　ジャムのようなしっかりと熟した果実味があるので、
　　　　　　　　中東や北アフリカあたりのスパイスやドライフルーツを使った料理が
　　　　　　　　良く合うのではないかと思います。

　　　　　　　　以前にソムリエの元世界チャンピオン、フィリップ・フォールブラック
　　　　　　　　(Philippe FAURE-BRAC)がワインの本の中で、プリオラートの
　　　　　　　　カルトワイン「クロスモガドール CLOS MOGADOR」と
　　　　　　　　モロッコの料理「羊とプルーン、アーモンドの煮込み」を
　　　　　　　　合わせていました。

　　　　　　　　甘くてスパイシーな肉料理って日本ではなかなか食べる機会が無いですが
　　　　　　　　プリオラートのワインを飲むときには是非食べてみたいなあ・・・。　　　　　　　　　　 　

ヴィデヴィラ　ポレラ　2008　＜プリオラート＞ 　　　Vi de Vila PORRERA 2008 <Priorat D.O.Q> 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　750ｍｌ　￥2,800（税抜）

ぶどう品種　：　カリニエナ（カリニャン）60　％ 　　　　　　　　ガルナッチャ　20　% 　　　　　　　　メルロ　10　％ 　　　　　　　　カベルネソーヴィニヨン　10　％ 　　　　　7年ほど熟成していますが、いまだ若々しい 　　　　　ブラックチェリーやカシスリキュールのような 　　　　　果実味、樽のニュアンスもやわらかく、 　　　　　ワイン本来の味わいとよくマッチしています。 　　　　　 　　　　　スペインワインの中でも特に、渋みが 　　　　　しっかりとしていて引き締まった味わいの 　　　　　ワインです。 　　　　　 　　　　　豚の角煮など、甘辛い肉料理におすすめ！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　山内屋の地下からこんなワインが出てきました・・・。
　　　　カルトイクサ　スカラデイ　1976＆1982

　　　　まさにスペインワインの、プリオラートの歴史的遺産です！
　　　　近代醸造学が広まる以前のスペインの銘酒がどんな熟成を
　　　　しているか、想像を掻き立ててくれます。

　　　　開ける日がとても楽しみです。
　　　　だからワインの熟成は面白い！


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

味で選んだ地酒とワイン

　「酒はブランドではない。味である。」

　　店主が味わって美味しいと感じるお酒だけを扱っています。

　　日本酒、焼酎は取引蔵元数を闇雲に増やしていません。
　　地酒専門店のトレンドに乗っていませんがそれで良いと考えています。
　　　　

地下ワインセラーによる熟成

　　店主がフランス各地のワインメーカーやワイン専門店を足で回り見聞した知識を基に
　　ワインの品ぞろえをしております。
　　

　　自然派、ナテュレルのワインかどうかは特には気にしていません。
　　ぶどう栽培、ワイン醸造をしない酒販店、輸入業者が「味」以外の理由によって
　　ワイン選別をするのは納得いかないからです。
　　
　　今のこの時代にいわゆる工業的な安酒を造るメーカー、持続的な環境保全に
　　配慮しないメーカーはありません。
　　徒に語るような問題ではありません。

　　店舗の地下4メートルに8坪のワイン熟成用地下セラーがあります。（見学不可）
　　温度は一年を通して14度〜17度に保たれています。　

　　熟成させて魅力を発揮するワインは、若くて価格がリーズナブルなうちに仕入れ、
　　地下のセラーでゆっくりと寝かせ飲み頃を待ってから販売しております。