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個性ある地酒とワインの店 山内屋はJR・京成日暮里駅西口にある地酒とワインの専門店です

  個性ある地酒とワイン 山内屋

電話でのお問い合わせはTEL.03-3821-4940

〒116-0013 東京都荒川区西日暮里3-2-3

平成28年4月のおすすめワイン Picpoul de Pinet <languedoc>

    
     PICPOUL DE PINET ピクプール ド ピネ
      Domaine Féline Jourdan  ドメーヌ フェリーヌ・ジューダン

      
   
        
  

      15年ほど前、南仏ラングドック地方の中心都市モンペリエで2年に一度
     行われるワイン試飲会「VINI SUD ヴィニシュッドゥ」に行ったときに
     出会った地ワインのご紹介です。

     VINI SUDは南フランスを中心にイタリア、スペイン、北アフリカ、中東など
     地中海沿岸地域のワイン展示会で、日本では試飲する機会の無かったワインが
     目白押しで大変勉強になる試飲会でした。

     ワイナリーが試飲・商談ブースを出す一般的な展示会に加えて、様々な
     企画があるのが非常に面白かったです。

     自分が参加した時に印象的だったのは、シャトーヌフデュパプの20年古酒の
     水平テースティング(異なるワイナリーの同じヴィンテージの飲み比べ)や
     南仏名産の甘口酒精強化ワイン「バニュルス Banyuls」や「リヴサルト
     Rivesaltes」の全ての生産者の飲み比べなどでした。
    
     日本では体験することのできない貴重な試飲をすることができました。

     そしてそのような特別なワインだけでなく、生産量が少なく
     輸出されることのなかった、地中海沿岸地域の地ぶどうで造られた
     地ワインも数多く試飲することができました。

     そこで出会ったのが、このピクプールでした。
     ピクプールって何だ!?

     ピクプールがブドウの名前であることさえ知りませんでした。

     それもそのはず、栽培されているのは広大なラングドック地方でも
     モンペリエ周辺の限られた地域だけで少量造られる、まさに地酒
     なのです。

     カベルネやメルロー、シャルドネ、ソーヴィニヨンくらいしか
     知らなかった当時、その面白い名前と爽快な味わいが大変印象深く、
     一口飲んでこれは美味い!
     日本で売れる!と思ったのを今でも覚えています。
     


        
         ラングドック地方の中心地モンペリエに残る
         ローマ時代の水道橋。
         ヨーロッパ最古の大学医学部がある学問の
         中心都市でもあります。
  
           
        モンペリエ旧市街にて、アラベスクのフォンテーヌと
        三毛猫。


   PICPOUL DE PINET 2014  Domaine Féline Jourdan
   
 ピクプール ド ピネ  ドメーヌ フェリーヌ・ジューダン
                         750ml ¥1,760(税抜) 
                            
       


 ぶどう品種 : ピクプール 100%


  良く熟した桃や甘い果実の香りのある
  ソーヴィニヨンブランに似ていると思います。

  温かい地域だからか、グレープフルーツや
  バジルなど青い香りは強くありません。

  味わいもふっくら、トロっと舌に絡むような
  果実味、後味に苦味もなく非常に純粋で心地よい
  余韻のあるワインです。

  コクと爽快の味わいを持ち合わせる南仏の
  地ワインを是非この季節にお楽しみください!

  
  

         


  
  
 海沿いの貿易港セートSete
 この周辺にピクプールをはじめ、甘口のミュスカ ド リュネル
 など地ワインの産地が広がります。
 モンペリエから車で15分ほどに位置し、モロッコ等北アフリカ
 方面の海の玄関口でもあります。








味で選んだ地酒とワイン

 「酒はブランドではない。味である。」

  店主が味わって美味しいと感じるお酒だけを扱っています。

  日本酒、焼酎は取引蔵元数を闇雲に増やしていません。
  地酒専門店のトレンドに乗っていませんがそれで良いと考えています。

    


地下ワインセラーによる熟成

  
店主がフランス各地のワインメーカーやワイン専門店を足で回り見聞した知識を基に
  ワインの品ぞろえをしております。
  

  自然派、ナテュレルのワインかどうかは特には気にしていません。
  ぶどう栽培、ワイン醸造をしない酒販店、輸入業者が「味」以外の理由によって
  ワイン選別をするのは納得いかないからです。
  
  今のこの時代にいわゆる工業的な安酒を造るメーカー、持続的な環境保全に
  配慮しないメーカーはありません。
  徒に語るような問題ではありません。

  店舗の地下4メートルに8坪のワイン熟成用地下セラーがあります。(見学不可)
  温度は一年を通して14度〜17度に保たれています。
 

  
熟成させて魅力を発揮するワインは、若くて価格がリーズナブルなうちに仕入れ、
  地下のセラーでゆっくりと寝かせ飲み頃を待ってから販売しております。


  


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