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個性ある地酒とワインの店 山内屋はJR・京成日暮里駅西口にある地酒とワインの専門店です

  個性ある地酒とワイン 山内屋

電話でのお問い合わせはTEL.03-3821-4940

〒116-0013 東京都荒川区西日暮里3-2-3

平成28年6月のおすすめワイン 

    
   CHASSAGNE-MONTRACHET ROUGE 2012
         Vieilles Vignes  Guy AMIOT
    シャサーニュモンラッシェ ルージュ 
             ヴィエイユヴィーニュ  ギィ アミオ
   
      
   
        
  


       シャサーニュモンラッシェの赤はブルゴーニュの赤ワインの中で
      個人的に、今一番興味をそそられる、自分の舌に合うワインです。

      値段が手ごろで酔い心地良く、ブルゴーニュのピノノワールらしい
      滋味たっぷりなのに、どうして日本では有名にならないのか
      不思議です。

      ブルゴーニュの美味しい料理を出すレストラン(価格帯問わず)なら
      適度に熟したシャサーニュルージュをリーズナブルな価格で
      提供するところが多いです。

      白よりも安く、果実味と酸味、土壌由来のミネラルや鉄分など
      ワインの構成要素も豊かで、ゆっくりと飲んでいて楽しいワインなので
      サーヴィスする側も重宝でしょう。

      余談ですが、フランス人でワインに興味がある人、ワインの知識を
      ある程度修得している人は全体の15%ほどと言われています。

      フランス人だからといってワインに詳しいわけではないので
      シャサーニュモンラッシェに赤があることを知っている人は
      意外に少なく、レストランの隠し玉的なワインでもあります。

      

      以前にもシャサーニュ ルージュを紹介した時に書いたのですが
      草を食べて育ったブルゴーニュ名産のシャロレ牛(赤身で脂肪が少ない)や
      鶏肉、焼鳥(レバーを塩で!)に良く合う「引き締まった赤」です!


    


   CHASSAGNE-MONTRACHET ROUGE 2012 V.V. Guy Amiot 
   シャサーニュモンラッシェ ルージュ 2012 V.V.  ギィ アミオ  
                             750ml 
¥3,980(税抜) 
                            
        

ぶどう品種 : ピノノワール 100 %
 

   以前にご紹介したシャサーニュルージュは
   淡い色合いで酸が強く、シャープなものでした。

   今回のものは深い色合い、ブルゴーニュの
   上質のピノノワール特有の豊かな果実味、
   ミネラル、血や鉄分の複雑なニュアンスも
   あるリッチなタイプです。

   樽のニュアンスもしなやかに馴染んで
   クラシックなブルゴーニュの美酒らしい
   ワインです。

   深みがあり、筋の通った骨格や複雑さが
   近所の赤の銘醸地ヴォルネイやポマールよりも
   ニュイのシャンボールミュジニ―や
   モレイサンドニに近いのではと個人的には
   感じます。


   値段は手ごろですが、とても良いワインです。
   飲む価値があります。
   
   今の若々しい果実味も美味しいですが、
   セラーで更に5〜6年寝かせると、枯れた
   ポートワインのような甘美な味わいを
   楽しめるでしょう。

   

         

     自然派ナチュラルなワイン云々という方は、樽のニュアンスは
     ワイン本来の自然な味と香りをマスクしてしまうのでだめだ、
     と言う方がいます。


     しかし、昔のワインは木製の大樽で醸された後、小樽に貯蔵され、
     適度に酸化しながら、果物由来の果実味や酸、土壌由来の鉄分ミネラルと
     樽由来の成分が良い具合に馴染み、熟成したものでした。

     徒に樽の香りのするワインを自然ではないと否定するのは浅学だと
     思います。

     若いうちに樽のニュアンスが浮いているワインもありますが、それは
     飲み頃ではないからであって、本来飲み頃を酒販店が見極め
     適度に熟成させてお客様に提供するのが真っ当な売り方だと思います。


     余談ですが、先日あるフランス人のワイン醸造家に聞いたのですが
     今フランスでワインの熟成に使われている樽の材木の樹齢を
     ご存知ですか?

     150年以上だそうです。
     今、私たちが飲んでいるワインを熟成させている樽に使われている木は
     1860年代に植えられ、営林されてきたものなのです。

     ワインの熟成に不可欠な木が枯渇しないように、気の遠くなるような年月
     厳密に営林されてきたのです。

     ワインのために。

     もちろん今でも、将来のワイン醸造家が困らないように厳しく管理されています

     ワインを主要産品と位置づけ、様々な面で長期に渡りワイン産業のことを考え
     支えているフランスのちょっと深い話でした。

     

       
    
味で選んだ地酒とワイン

 「酒はブランドではない。味である。」

  店主が味わって美味しいと感じるお酒だけを扱っています。

  日本酒、焼酎は取引蔵元数を闇雲に増やしていません。
  地酒専門店のトレンドに乗っていませんがそれで良いと考えています。

    


地下ワインセラーによる熟成

  
店主がフランス各地のワインメーカーやワイン専門店を足で回り見聞した知識を基に
  ワインの品ぞろえをしております。
  

  自然派、ナテュレルのワインかどうかは特には気にしていません。
  ぶどう栽培、ワイン醸造をしない酒販店、輸入業者が「味」以外の理由によって
  ワイン選別をするのは納得いかないからです。
  
  今のこの時代にいわゆる工業的な安酒を造るメーカー、持続的な環境保全に
  配慮しないメーカーはありません。
  徒に語るような問題ではありません。

  店舗の地下4メートルに8坪のワイン熟成用地下セラーがあります。(見学不可)
  温度は一年を通して14度〜17度に保たれています。
 

  
熟成させて魅力を発揮するワインは、若くて価格がリーズナブルなうちに仕入れ、
  地下のセラーでゆっくりと寝かせ飲み頃を待ってから販売しております。


  


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