個性ある地酒とワインの店　山内屋はJR・京成日暮里駅西口にある地酒とワインの専門店です

　　個性ある地酒とワイン　山内屋

　　　　
　　　　 ANJOU Cabernet Franc 2011　アンジュ　カベルネフラン
　　　　 　Clau de Nell , Anne-Claude LEFLAIVE　クロードネル　ルフレーヴ　

　　　　　　 　　　
　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　

　　　　　　　　最近は色々なワインの試飲会へ行くと、カベルネフランのワインの
　　　　　　　　美味しさに惹かれます。

　　　　　　　　以前はロワールの銘酒と言われるシノンやソーミュールでも、
　　　　　　　　ギスギスした渋みや、青臭さが強い物、痩せた印象の物など、
　　　　　　　　生産者や年によってバラつきが多く、選ぶのが難しいなと思いました。

　　　　　　　　近頃はブルゴーニュやボルドーの選定を重視していた輸入業者が
　　　　　　　　本腰を入れてセレクトし始めたからか、美味しいものが日本に多く
　　　　　　　　入ってくるようになったのではないでしょうか。

　　　　　　　　もちろんカベルネフランの「良さ」を生かしたワイン造りがされる
　　　　　　　　ようになったということもあると思います。

　　　　　　　　そんな中でもカベルネフランのワインのイメージを一新させてくれる
　　　　　　　　すごいワインに試飲会で出会いました。

　　　　　　　　ロワール川沿岸、シノンやブルグイユよりも下流に位置するアンジュで
　　　　　　　　有機栽培を行う「クロードネル」というワイナリーのカベルネフラン！

　　　　　　　　こんなに美味しいカベルネフラン、初めて飲んだ！
　　　　　　　　と言えるくらいウマい！

　　　　　　　　別格です。
　　　　　　　　ふっくらと豊かな果実味、良く熟したぶどうを贅沢に使ったワイン
　　　　　　　　だけにある穏やかな酸味と渋み。濃厚だけど決して重ったるくない。
　　　　　　　　
　　　　　　　　調べたらブルゴーニュ・ピュリニーモンラッシェの名門
　　　　　　　　ルフレーヴが2008年から経営しているじゃないですか！

　　　　　　　　ルフレーヴのシャルドネには他の生産者では味わうことのできない
　　　　　　　　トロっと濃密な果実味、穏やかな味わいと品がありますが
　　　　　　　　このカベルネフランにも共通する物を感じることが出来ると
　　　　　　　　思ってしまうのはナンセンスでしょうか。

　　　　　　　　ブルゴーニュのシャルドネを引き合いに出してしまうのは
　　　　　　　　強引ですが、他には無いボリュームのあるワインである
　　　　　　　　ことは確かです。

　　　　　　　　今飲んでとても美味しいですが、地下で更に寝かせてみようと
　　　　　　　　思っています。

　　　　　　　　

　　　　　

味で選んだ地酒とワイン

　「酒はブランドではない。味である。」

　　店主が味わって美味しいと感じるお酒だけを扱っています。

　　日本酒、焼酎は取引蔵元数を闇雲に増やしていません。
　　地酒専門店のトレンドに乗っていませんがそれで良いと考えています。
　　　　

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地下ワインセラーによる熟成

　　店主がフランス各地のワインメーカーやワイン専門店を足で回り見聞した知識を基に
　　ワインの品ぞろえをしております。
　　

　　自然派、ナテュレルのワインかどうかは特には気にしていません。
　　ぶどう栽培、ワイン醸造をしない酒販店、輸入業者が「味」以外の理由によって
　　ワイン選別をするのは納得いかないからです。
　　
　　今のこの時代にいわゆる工業的な安酒を造るメーカー、持続的な環境保全に
　　配慮しないメーカーはありません。
　　徒に語るような問題ではありません。

　　店舗の地下4メートルに8坪のワイン熟成用地下セラーがあります。（見学不可）
　　温度は一年を通して14度〜17度に保たれています。　

　　熟成させて魅力を発揮するワインは、若くて価格がリーズナブルなうちに仕入れ、
　　地下のセラーでゆっくりと寝かせ飲み頃を待ってから販売しております。

　　

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